震災から10年。鎮魂の思いをこめて。
太鼓ファンの多い三陸沿岸・宮古市で、東北各地及び三陸地域の太鼓演奏グループを招聘し競演会を行います。震災の犠牲者の慰霊と復興への更なる決意を込めるとともに、沿岸被災地住民の心の復興の一助とすることを目的として開催いたします。
出演団体
皷風 |
2010年結成。宮城県栗原市に稽古場を構え3名で活動中。
国内各地での演奏活動のほか、和太鼓団体への指導や楽曲提供、小学校等での和太鼓教室など幅広く活動を行う。
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利府太鼓 |
平成2年。ともすれば周囲のざわめきにかき消されそうな程の小さな音、それが利府太鼓の誕生を告げる鼓動だった。
利府太鼓にとって大きな転機となったのは、和太鼓の第一人者、時勝矢一路氏との出会いである。
平成8年から指導を受けるようになってからは、その上達ぶりは周囲もおどろくほどだった。
常に本物を追い求め、新しい形を取入れながらも、利府太鼓のカラーを失うことなく、和太鼓という、最も簡単に音の出る楽器でありながら最も難しい楽器に、挑戦し取組んでいる。
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山木屋太鼓 |
山木屋太鼓は平成13年に発足し「美しい自然、そしてここが故郷」をテーマに曲を創作、福島県川俣町を拠点に練習、演奏活動を続ける。現在は子供から社会人までの打ち手が22名、和太鼓を通して世代を超えた交流、また地域との繋がりを大切にして活動を行う。
東日本大震災後、避難区域となった山木屋地区。(平成27年3月末に解除)
震災を通して繋がったたくさんのご縁と、応援のお気持ちのおかげで活動の継続ができていることへ感謝し、故郷の鼓動を伝え響かせている。
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大館曲げわっぱ太鼓 |
大館曲げわっぱ太鼓は、地域の活性化・青少年健全育成を目的に昭和59年、国の伝統的工芸品・大館の地場産業である秋田杉の『曲げわっぱ』に皮を張り和太鼓を考案、結成。
以来、伝統や創作音楽の普及継承、町内会や学校での太鼓体験指導、「太鼓でダイエット教室」、「市教育委員会主催・達人講座和太鼓コース」などの活動により、平成17年度秋田県芸術選奨ふるさと文化賞、平成24年度秋田県芸術文化章を受章。
メンバーの大沢しのぶは、ソロ活動も展開。元オフコースのドラマー・大間ジローとのユニットや、ヒダノ修一With太鼓マスターズに参加。国立劇場「日本の太鼓」公演を始め、フランスパリFICEP外国文化週間、IAEA国際原子力開発機構公演など海外公演でも活躍。
結成30年を超え「ふるさと大館の音」を広めようと県内外で演奏活動を行っている。
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宮古あばれ太鼓 |
昭和48年宮古を活気づけたいと魚菜市場の青年部が集まりグループを作り上げたのが始まりだが、現在は仕事も年代も様々な太鼓好きが集うグループとなっている。
宮古を中心として活動しており、近年では内陸などにも出向き演奏を行っている。
全国太鼓フェスティバル(平成8年、平成19年)、愛知万博(平成17年)、北国からのコンサート(令和2年)などにも出演経験あり。
宮古の海やそこで暮らす人々の様子を太鼓で表現出来るような曲作りを目指しており、演目も海にまつわる内容の曲が多くある。
太鼓を通じて宮古の海をアピールし、海で生活する人々を表現しながら、元気・活気のある演奏を届けている。
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山口太鼓の会 |
昭和47 年、岩手県宮古市にて山口若者会として結成。昭和51 年に山口太鼓の会と名称を変更し、太鼓を中心とした活動を始め現在に至る。
今年で結成49 年を迎え、国立劇場をはじめ、全国太鼓フェスティバル、国民文化祭いわて、京都まつり、さっぽろ雪まつり、世界アルペンスキー・世界フィギアスケート選手権開会式、東北六魂祭・東北絆まつり他、全国各地で数多くの演奏を行う。昭和57 年からは「姫神」故星吉昭氏、二代目星吉紀氏と共にスペイン、中国、ロシア、国内各地での公演にも参加している。また、地域の祭りや慰問等の活動を通じ、その保存と伝承、子供達への育成等を目的に歩み、地域に根ざした活動が認められ、平成7年に宮古市文化功労賞を受賞する。
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開催期間 |
2021/5/2 |
開催時間 |
開場 12:00
開演 13:00 |
開催場所 |
宮古市民文化会館・大ホール |
住所 |
宮古市磯鶏沖2-22 |
料金 |
一般 2,000円 高校生以下 1,000円 |
お問い合わせ |
宮古市民文化会館 TEL:0193-63-2511 |
HP |
公式HPほか、関連サイトはこちら
※イベント情報は変更になる場合があります。詳細は公式ホームページをご覧ください。 |