作物に被害を与える病気や害虫は、時代が進むにつれて、同じ作物を同じ場所に広い面積で栽培したり、収穫量を多くするために肥料をたくさん施すなど、技術の進歩に伴って、発生しやすい環境になってきました。 作物を栽培せずに、自然の […]
「みの(蓑)」や「けら(螻)」は、ワラ(藁)、カヤ(茅)、スゲ(菅)、シナノキ(科の木)など植物の茎や皮、葉などを用いて作った、主に雨具のことです。 雨よけのほか、日よけ、防寒、衣服が泥や水で汚れるのを防ぐためにも着 […]
令和4年4月20日(水)~4月24日(日)は科学技術週間のため、農業科学博物館の入館料が無料となります。 現在、企画展「みの(蓑)とけら(螻)」を開催中です。また、ロビーの季節の展示コーナーでは鯉のぼり・五月人形を展示し […]
「塩の道」とは、沿岸から塩や海産物等を内陸に運び、また内陸からは、米穀・雑穀等の農産物を海岸へ運ぶのに使われた道のことをいいます。海と山を結ぶ塩の道は古くから日本各地に数多くあり重要な生活道でもありました。 岩手県に […]
古来より東北北部は駿馬(名馬)の産地で、この地で産した馬は「糠部駿馬(ぬかのぶのしゅんめ)」 「南部駒(なんぶこま)」として全国に知られていました。 馬は武士の戦いの武具として、また農耕・運搬のための農具・道具ともな […]
農業科学博物館では、3月3日のひなまつりを前に貝雛飾りを展示しています。 貝雛飾りは、花巻市内の「須美子工房」さんからお借りしたもので、貝殻を利用して作られた華やかで可愛らしい「貝のひな人形」です。 ホッキ貝やハマ […]
岩手県立農業ふれあい公園 農業科学博物館では、企画展「普及員~戦後農業・農村の成長を支えた技術者たち~」を開催しています。 第二次世界大戦後、我が国は深刻な食糧難に見舞われていました。そこで昭和23年、食糧の増産と疲 […]
県立農業ふれあい公園農業科学博物館では、企画展「消えゆく茅葺き民家『直家』『曲り家』」を開催しています。 現在ではほとんど見ることがなくなった茅葺き民家の写真や古民家の模型などを収蔵資料とともに紹介していますので、ぜひご […]
岩手県立農業ふれあい公園 農業科学博物館では、企画展「なつかしい昭和初期の食と道具~昭和初期の食卓の風景~」を開催しています。 昭和の初め頃の食にまつわる道具を多数展示し、その用途や食卓の歴史などを紹介していますのでぜひ […]
物を交換や販売したり、租税として扱ったりする場合には正確な基準が必要で、長さ、容積、重さをはかり、約束ごとを守って取引や照明がされています。 それらの基準となる用具は時代ごとに改正されながら普及し、現在は国際的に統一 […]
日本の近代化に貢献した製糸とシルクの特性 第77回企画展に続き、当時の養蚕農家が使用した道具や技術について紹介します。 養蚕農家は、上質なまゆを製糸会社に出荷し、残った規格外のまゆを自家用として、自ら糸を引き、絹糸を織り […]