農業科学博物館 企画展『馬と農民~「糠部駿馬」「南部駒」と農家との関わり~』
古来より東北北部は駿馬(名馬)の産地で、この地で産した馬は「糠部駿馬(ぬかのぶのしゅんめ)」 「南部駒(なんぶこま)」として全国に知られていました。
馬は武士の戦いの武具として、また農耕・運搬のための農具・道具ともなり、特に農民にとっては、農作業や山仕事などの労働力として、産まれた仔馬は貴重な現金収入源として、農家の生活を様々な形で支えてきました。
そのため、農民は馬を生活を共にする家族の一員として特別な愛情を持ち、その思いが「南部曲り家」という建築様式を生み出しました。また、県内各地には馬神を祀(まつ)る駒形神社が数多く存在し、初夏には全国最大規模といわれる農用馬の祭典「チャグチャグ馬コ」が開催され、馬に対する感謝と愛情を今でも見ることができます。
今回の企画展では、今では日常生活の中で接する機会が少なくなった「糠部駿馬」 「南部駒」の歩みを振り返るとともに、農民との関わりについても紹介します。
開催期間 | 2021/3/3~2021/6/30 |
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開催時間 | 開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで) 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は直後の平日) |
開催場所 | 岩手県立農業ふれあい公園 農業科学博物館 |
住所 | 北上市飯豊3-110 |
駐車場 | 大型バス 12台、普通車 240台、身障者用 5台 |
料金 | 入館料:一般 300円、学生 140円、高校生以下 無料 ※団体割引(20名以上)があります。 |
お問い合わせ | 岩手県立農業ふれあい公園 農業科学博物館 TEL:0197-68-3975 |
HP | 公式HPほか、関連サイトはこちら
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