宮沢賢治イーハトーブ館企画展「宮沢賢治とエスペラント展」
~Kenji Miyazawa kaj ESPERANTO~
監修:大沢正善・大野眞男・岡村民夫・佐藤竜一
後援:一般財団法人 日本エスペラント協会
エスペラントとは、1887年にポーランドの眼科医ザメンホフが発表した人工国際語です。
当時のポーランドはロシアの支配下にあり、ポーランド人、ドイツ人、ロシア人などが入り乱れて住んでいて、民族間の争いが絶えませんでした。そうした現実を見て育ったザメンホフは、言語が異なるために意思疎通がうまくいかないことが、それらの不幸の要因なのではないかと考えるに至りました。そして多くの言語を学び、学びやすい言語として創り出したのが、エスペラントです。
世界の平和を願ったエスペラントの理想に共鳴して、日本でも多くの人びとがエスペラントを学びましたが、宮沢賢治もその一人でした。
今回の展示では、日本エスペラント協会の後援を得て、エスペラントの成り立ちや、日本での普及、宮沢賢治がエスペラントを独習した背景、新渡戸稲造や佐々木喜善、柳田国男、ラムステッドら、直接・間接に賢治に影響を与えた人物を紹介しております。また、エスペラント詩稿や「ポラーノの広場」といった宮沢賢治作品の解説、エスペラント愛称がついたJR釜石線の由来などを網羅するとともに、エスペラントは今どういう普及状況にあるかまで、広範に紹介しております。
会場には、二葉亭四迷『世界語』など日本エスペラント協会から貸与していただいた関連本を展示し、YouTubeでのエスペラント紹介コーナーを設けているほか、パンフレットも用意し、エスペラントについて全く知らない方々にも楽しめるよう工夫しております。
開催期間 | 2022/4/2~2022/6/27 |
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開催時間 | 午前8時30分 から 午後5時 まで (入館は午後4時30分まで) |
開催場所 | 宮沢賢治イーハトーブ館 展示場 |
住所 | 花巻市高松第1地割1番地1 |
駐車場 | 21台(無料) |
アクセス | 東北新幹線新花巻駅より約2km、車で3分・岩手県交通イトーヨーカドー行き4分「賢治記念館口」下車後徒歩5分 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | 宮沢賢治イーハトーブ館 電話:0198-31-2116 ファクス:0198-31-2132 |
HP | 公式HPほか、関連サイトはこちら
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