東日本大震災10周年特別企画「3・11東日本大震災の記憶・陸前高田」
監修:釘子明(陸前高田被災地語り部 くぎこ屋)
宮沢賢治が生まれたのは1896年(明治29年)8月。その2か月前に明治三陸地震(大津波発生)がありました。また、賢治が亡くなったのは1933年(昭和8年)9月。その約半年前には昭和三陸地震(大津波発生)がありました。賢治の生涯は、この二つの震災(津波)に挟まれた37年間で、災害と向き合った時代の中を生き抜いたのでした。
このことから、賢治と災害は、切るに切られぬものがあると考えています。亡くなる半年前に発生した昭和三陸地震では、すでに病状は重く、ほとんど病床から離れられない状態で何もできず、ただただ復興を祈ることしかできなかった賢治の思いを、現在の私たちが聞き伝えていかなければならないものと考えています。
本展では、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災直後の陸前高田市のまちや救助の様子、避難所の暮らし、復興の歩みなどを捉えた写真を多数展示し、災害を自分事として考える大切さを伝えています。
開催期間 | 2021/6/2~2021/8/4 |
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開催時間 | 午前8時30分 から 午後5時 まで (入館は午後4時30分まで) |
開催場所 | 宮沢賢治イーハトーブ館 展示場 |
住所 | 花巻市高松第1地割1番地1 |
駐車場 | 21台(無料) |
アクセス | 東北新幹線新花巻駅より約2km、車で3分・岩手県交通イトーヨーカドー行き4分「賢治記念館口」下車後徒歩5分 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | 宮沢賢治イーハトーブ館 電話:0198-31-2116 ファクス:0198-31-2132 |
HP | 公式HPほか、関連サイトはこちら
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