城内農民芸術祭

金ケ崎町の城内諏訪小路重要伝統的建造物群を拠点とする「金ケ崎芸術大学校」がひらく小さなお祭りです。宮沢賢治さんの「農民芸術」の理念に学びながら、生活そのものを芸術として実践することを目指しています。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止も踏まえ、内容をコンパクトに秋の3日間限りで催行します。

10月31日（土）

10：00～14：00　お庭の時間

プラモデルで使われるジオラマの技法を用いた造形教室。粘土やスポンジを素材に手のひらサイズのお庭をつくります。

講師：若月匠（ワカツキ模型店主）、参加費：300円（材料代）

14：30～16：30　伝建群植物探訪

緑の生け垣と紅葉のコントラストが映えるとっておきの季節に伝建群を歩きながら色とりどりの植物を愛でるお散歩企画。

ゲスト：村山修二郎（美術家／秋田公立美術大学准教授）

定員：10名（事前申し込み推奨、参加無料）

11月1日（日）

10：00～15：00　裏の畑の収穫祭

芸術大学校の開校日「藍の時間」で育ててきた藍畑から種を収穫します。受講者の作品展示や染め物の販売も行います。

※種の収穫は11時頃から行います。

14：00～15：00　芸能の時間

今年の収穫への感謝と来年に向けての土地の豊饒を願い、金ケ崎町内に伝わる権現舞と鹿踊りを奉納します。

出演：永沢権現廻し、富士麓行山細野鹿躍

10：00～16：00　ずこうの日＋金ケ崎楽市

絵を描いたりものをつくったり作品を売ったりそれぞれの時間を自由にお過ごしください。講師、出店者も募集中です。

※ずこうの日の講師や楽市へのご出店をご希望の方はお気軽にお問合せください。

11月3日（火・祝）

15：00～17：00　どんどこ焼き芋まつり

農民芸術祭の一環で伝建群内で展開される野外展示《風と俗》（10月8日―11月3日）で用いた注連縄をお炊き上げしながら焼き芋を頬張るかなりナウいお祭りです。

企画：矢口克信（美術家・建築家・ご近所事変愛好家）