特別展「寓話 猫の事務所」
「猫の事務所」は賢治が生前に発表した作品で、雑誌「月曜」の第3号(大正15年3月)に掲載されました。「月曜」は詩人・尾形亀之助が創刊した雑誌で、創刊号では「オツベルと象」、第2号に「ざしき童子(ぼっこ)のはなし」も掲載され、生前は殆ど発表されなかった賢治の作品が三度も取り上げられたのは、とても興味深いことといえます。いずれの作品も発表時の原稿は現存しませんが、「猫の事務所」だけは先駆形態の草稿が残っています。この草稿を通じ、作品としての「猫の事務所」はもちろん、発表誌「月曜」を創刊した尾形亀之助と賢治の関連についても紹介していきたいと思います。
開催期間 | 2019/4/27~2019/7/15 |
---|---|
開催時間 | 午前8時30分から午後5時まで |
開催場所 | 宮沢賢治記念館 |
住所 | 花巻市矢沢1地割1番地36 |
お問い合わせ | 宮沢賢治記念館 0198-31-2319 |
HP | 公式HPほか、関連サイトはこちら
※イベント情報は変更になる場合があります。詳細は公式ホームページをご覧ください。 |